連携協定
協働の地域連携、高等教育の活性化に向けて「えべつ未来づくりプラットフォーム連携協定」を締結
2019年8月5日に、江別市内の四大学( 酪農学園大学、北翔大学・北翔大学短期大学部、北海道情報大学、札幌学院大学 )と 江別市、江別商工会議所は、産学官連携・協働による地域貢献と高等教育の活性化を目的とした「えべつ未来づくりプラットフォーム」を形成することについて合意し、調印式を行ないました。
この事業の準備委員会代表幹事となっている札幌学院大学の河西邦人学長から挨拶があり、その後各代表者が協定書に署名を行ないました。
【三好昇 江別市長】平成21年度の包括連携協定によりある程度基盤が出来ており、その実績を活かしながら進めた協定である。四つの大学が地方を支援しているのは江別市だけであり、この流れをフラットフォームに活かしていただき北海道でも注目される事業となって欲しい。
【安孫子建雄 江別商工会議所会頭】地域の衰退、人口の減少は経済界だけの問題ではない。協定により産業界が大学と協力し合って課題解決に取組む事ができる。若い人(学生)が地域に定着するため江別の企業の取組みをアピールする機会にもなる。これはプラットフォームの大きな役割である。
【竹花一成 酪農学園大学学長】四大学が一体になり市の問題、商工会議所の問題をしっかり受止めなければならない。江別市は4つの大学と農協学校など知の集積があり、それぞれの特徴を融合して活用していただきたい。江別で学んだ学生が、この地に住んで結婚し、人口を増やすことが最終的に地方創生につながるのではないか。江別市の良いところをアピールしたい。
【澤井秀 北海道情報大学学長】連携協定がようやく調印に至った。これからどのように連携の共同事業を実現していくのか江別市、江別商工会議所、四大学の新たなスタート日である。私たちが全力を尽くし、プラットフォームとしていい成果が出せるようにしたい。
【山谷敬三郎 北翔大学・北翔大学短期大学部学長】江別市は四大学だけでなく道立図書館や研究施設などが多くあり文教地域である。しかし、それぞれが線でつながっているとは言えない。この協定により各大学の特徴や魅力など情報を提供し合い、江別のまち、人づくりのモデルとなるようにしたい。
【河西邦人 札幌学院大学学長】ジモ×ガク事業(学生地域定着推進広域連携協議会) 参加学生から他大学と一緒に共同して地域の課題を解決する、ボランティアを行なうことが楽しいと言ってくれた。このような活動が地域に愛着を持ち、地域に住む誘引になると思った。今回の連携により大学が一つとなり、そこに江別市、商工会議所が加わりオール江別で活動する機会となった。
2019年8月5日